活カニを美味しく食べるには

活け蟹は刺身、焼き、茹で三方良し!!

 

 

 

活カニは生なんですから
どんな処理でもできます。

 

でも、蟹をさばくのはチョットという方、
子供さんでも大丈夫!

 

一度チャレンジしてみてくださいね。

 

用意するもの

プロの料理人みたいに包丁でやる必要はありません。
取り敢えずキッチンバサミをご用意ください。百円均一、こんなので十分です。

 

【参考】蟹が切れる!キッチンバサミ一覧

 

 

 

【動画】蟹の解体する手順

ズワイガニを解体する手順を簡単に解説すると。

 

  1. お尻側から甲羅を外し、カニの左右の脚全て握り腹側に折る。
  2. 蟹味噌を甲羅に搾り出す。
  3. ふんどしを胴体からむしりとる。
  4. カニの脚を胴体から切り離す。
  5. 切り離した脚を、関節ごとに切り分ける。

 

後は食べ方により異なりますが、

胴体は身がとりやすいように半分にカット
脚は殻を片面だけ剥ぎ取ります。

 

包丁で剥ぎ取れますが
最近は蟹ピーラーを使う人も増えています。

 

まずは動画で確認ください。

 

 

活カニを使ったおすすめレシピ

蟹刺身


ご家庭向けレシピ

 

1.蟹を解体する
包丁で殻を割って甲羅を外す。


2.カニ味噌を氷水で締める
甲羅の中を綺麗にして、カニ味噌を取り出しておきます。


3.胴体と足を切り離す
胴体は2つに割ります。


4.足をそぎ切りにする
足の付根から包丁を入れて薄く削ぎ最後に隠し包丁を入れておきます。


5.殻から蟹身を外す
蟹を外側に折、蟹身を外し薄皮をとります。


6.カニ爪をさばく
足と同様に削ぎ切りにして2箇所に隠し包丁を入れます。


7.氷水で〆る
花が咲いたように開いたら水を切り、出来上がり。キッチンタオル等で水気を切って盛り付けます。

 

 

焼きガニ



ご家庭向けレシピ

 

1.蟹を半解凍する
冷蔵庫で流水で蟹を食べる分だけ半解凍しておきます。


2.蟹を焼く
グリルで強火が焼くのが定番でしたが、最近ではホットプレートでじっくり香ばしく焼くのも流行っています。


半解凍の蟹はじっくり、ボイルの蟹はそのまま短時間で焼き少し焼き色が付けば出来上がりです。


ボイルの蟹はアルミホイルに入れてお酒を大さじ1位振ってホイル焼きにしたら焦げ無しでふっくら美味しく召し上がれます。


好みで焼きあがりに少し醤油や麺つゆを付けてやると香ばしい香りがして食欲をそそります。


3.薬味に付けて食べる
ポン酢でも良いですが、出来ればレモンやすだち等がオススメです。


4.甲羅がある場合はカニ味噌焼き
甲羅があるなら、ほぐした蟹身を入れて市販のカニ味噌をその上からかけて焼けばなんとも言えない美味しさに!
きのこ類を入れても美味しく召し上がれます。

 

 

茹で蟹



ご家庭向けレシピ

 

1.甲羅を下にして茹でる
カニを茹でるときは甲羅を下にして茹でるのは基本中の基本です。


カニミソが漏れないようにする為です。
仮に甲羅を上にして茹でるとカニ味噌が出てしまいます。


また、下にして茹でても半茹でだとカニ味噌がよく固まらずに、茹で汁に出てしまい風味が落ちる原因にもなります。


2.塩加減を考える
塩加減は、少し多めに入れるのが無難です。


目安は海水の濃度位。
水1リットルに対して35グラム(濃度3.5%)です。


ずわい蟹やせいこ蟹は少な目の20グラム。
毛蟹やタラバガニは多めの40グラム。


3.茹で時間を守る
茹で時間は蟹を入れて再沸騰してから測ること。


茹で過ぎると蟹の身が硬くなり風味が落ちてしまいます。
茹で時間は沸騰したお湯に蟹を入れて再沸騰させて、中火で15〜20分。
これは、蟹の大きさによって調整するようにして下さい。


4.茹であがりは氷水で〆る
茹であがりは数分程度、氷水に付けて〆ます。


そうすることで、身が固まり殻から外れやすくなります。


熱々が食べたい方は、茹で上がりを水洗いして、汚れを落としてから調理して下さい。


 

 

 

残った活カニは保存できる?保存する時の注意点

「活カニ」は、保存はできますが、非常に不味くなります。

 

何故なら家庭用の冷蔵庫では、急速冷凍ができないからです。

 

活カニは、鮮度が命!

 

鮮度が落ちると茹でても身が固まらなくなり、
スカスカの状態で味気なくなってしまいます。

 

どうしても冷凍保存する場合は、一度ボイルして下さい。

 

その際は茹でてからよく冷まし、

腹の三角形の部分を取り除きます。

 

その後湿めらせたキッチンペーパーや手ぬぐいなどで包んでから
ビニールやポリ袋などに入れてから冷凍して下さい。

 

「活カニ」はできるだけ早くお召し上がりになることをおすすめします。