ズワイガニの呼び方地域で異なる?ブランドタグやサイズ表示について
ズワイガニは、古くから日本で最も親しまれてきたカニの一つです。
深海に生息して脚が木の枝に似ていることから楚(すわえ)ガニと呼ばれていたのが起源です。
餌は貝類やゴカイなどを食べる雑食で親ガニになるまでに約10年かかり、9cmを超えなければ漁獲できない決まりになっています。
毎年の解禁日は11/6 から 3/20まで
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
ズワイガニの解禁日2024年
「カニの呼び方」は、水揚げされた漁港名で決まります。
「松葉ガニ」や「越前ガニ」などのブランドガニは、産地の名前がつけられていますが、元はと言えば全てズワイガニ。
産地の市場に行けばブランドごとの証明タグを付けて売られています。
今回はズワイガニの種類と有名なブランド蟹についてご紹介します。
ズワイガニの種類
「ズワイガニ」といっても、生息地や水揚げされた漁港によって名前が異なりブランドタグがつけられているものもありますが、基本的には大きく2種類に分けられます。
バルダイ種とオピリオ種です。
バルダイ種:アラスカ沖で獲れる大き目の蟹で焦げ茶色で濃く口部の形が直線的
オピリオ種:日本海近郊で獲れる小さ目の蟹
大ズワイガニ
バルダイ種に分類されるアラスカ沖で獲れる大き目のズワイガニ。
通販サイトで特大5L〜4Lと名うったポーションや脚などがそうで、身入りが良く・食べ応えがあり・味が濃いのが特徴です。
高級料亭などでも扱われる蟹です。
トゲズワイガニ
トゲズワイガニはネーミングどおり、トゲがあるズワイガニのこと。
ただ、トゲがある事はあるのですが、甲羅の端にあるので殆ど解らないと言われています。
それ以外は、全くもってズワイガニでバルダイ種の蟹なので高級料亭などで扱われる蟹で味は日本海で獲れるタグつきの蟹やベニズワイより美味しいと言われています。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
トゲズワイガ二は不味い?ズワイガニとの違いについて
本ズワイガニ
オピリオ種に分類される日本海近郊で獲れるズワイガニ。
松葉ガニ、越前ガニ、加能ガニなどが本ズワイガニで世界的に水揚げが少ないので、加工よりも姿かにとして食されることが多いです。
細身で・味が繊細なのが特徴です。
紅ズワイガニ
オピリオ種に分類される日本海近郊で獲れるズワイガニでズワイガニに比べて値段が安く甲羅の裏まで赤いのが特徴。
「安かろう悪かろう」では無いですが、ズワイガニに比べて味は少し水っぽく感じますが、近年では富山県や新潟県でブランド蟹も登場し鮮度が良ければズワイガニ以上の味だと言われています。?
通常はカニ缶、冷凍食品のカニクリームコロッケなどの加工品に使われることが多いです。
使い方としてはサラダやお寿司、チャーハンやパスタなどに入れてカニの風味を楽しむのにいいでしょう。
食用以外の使われ方として甲羅や殻が薬品として有効活用されています。
漁港でも浜茹での物を売っている店もあり、茹でたてなので味は格別です。
出来れば、茹でたてをク−ル便で取り寄せましょう。
ズワイガニと紅ずわい蟹の違いを比較
種類 | ズワイガニ | 紅ずわい蟹 |
---|---|---|
特徴 | 殻が固く、身がぎっしり詰まっていて重いのがズワイガニ。カニ味噌もたっぷり詰まっていて、食べごたえがあります。 | 殻が柔らかく、お腹が赤いのが紅ズワイガニ。身は水分が多く、鮮度落ちが早い。 |
生息場所 | 水深約200m〜400m | 水深約500m〜2500m |
産卵 | 周期1年に1回 | 周期2年に1回 |
漁期 | 11月6日〜3月20日 | 9月1日〜6月30日 |
漁法 | 底引き網 | カニかご漁 |
香箱蟹(せいこ蟹)
ズワイガニの雌カニのことで少し小さめ目の蟹です。
地域によって呼び名が異なり香箱蟹、せいこ蟹、コッペガニ、メガニ、クボガニと呼ばれています。
2023年の解禁日は11/6 から 12/29まで
雌ガニ保護のため解禁期間が2ヶ月とあまり都会ではお目にかかれない貴重な蟹です。
昔は漁師さんが食べてしまって市場に出るとこもなく、珍味として商品化されたのは最近になってからだそうです。
香箱蟹(せいこ蟹)の可食部は
香箱蟹の最大の特徴は蟹味噌と2種類の卵。
お腹を開くと出てくるのが受精卵の外子
中にある卵巣を内子と言い濃い橙色をしています。
外子は醤油やカニ酢に付けて、内子はそのままでも濃厚で美味しいです。
香箱蟹(せいこ蟹)が採れる日本海側では寿司屋では当然、回転すしでも香箱蟹(せいこ蟹)の軍艦巻きが食べれます。
香箱蟹の軍艦巻きはカニ身に外子に内子にシャリと上には蟹味噌、海苔がパリパリなら言うことなし。
一度は試して頂きたい通好みの味です。
香箱ガニ(セイコガニ)は中々都会の市場には出なかったのですが、最近は見られようになりました。
現在有名なブランドガニ
日本海近郊で獲れる本ズワイガニ。
水揚げされる漁港により名前が付けられます。
日本で有名なタグ付きのブランドガニについて紹介します。
松葉ガニ(まつばガニ)
山陰地方
(兵庫県北部、京都府北部、鳥取県)で水揚げされるオスのズワイガニ。
- 網代ガニ
メスを「親がに」又は「子持ちがに」と呼んでいます。
兵庫県では
- 香住ガニ
- 柴山ガニ
- 浜坂ガニ
- 津居山ガニ
青い産地証明タグが付けられ、メスは「セコガニ」と呼ばれています。
京都府では
- 間人(たいざ)ガニ
- 浅茂川ガニ
緑色の産地証明タグが付けられ、メスガニを「コッペガニ」と呼んでいます。
一度は聞いたことがあるカニでは有名な漁港ですよね。
一般にネーミングはその漁港名に「カニ」が付きます。
最近では北海道産の「北海松葉ガニ」と言うブランド蟹も登場しています。
越前ガニ(えちぜんがに)
越前地方(福井県)で水揚げされるオスのずわい蟹は「越前ガニ」と呼ばれ越前海岸の冬の味覚の王様、黄色の産地証明タグが付けられています。
越前ガニの水揚漁港は越前漁港を筆頭に、三国港・敦賀港・小浜港などは有名な漁港。
漁で水揚げされたその日に、セリにかけられるので地元に行けば鮮度が最高の物が手に入ります。
メスは香箱蟹(コウバコガニ)と呼ばれています。
加能ガニ(かのうガニ)
石川県の加賀や能登地方では「加能ガニ」 と呼ばれ、肉付きや弾力、味の濃さや香りは最高、青色の産地証明タグが付けられています。
中でも重さ1・5キロ以上であることなど厳しい基準をクリアした物は最高級ブランド「輝(かがやき)」と認定され高値が付きます。
加能ガニの水揚漁港は、橋立漁港、金沢港、富来漁港、輪島港、蛸島漁港等で、主に底曳き網漁で水揚げされ、石川県は日帰り操業が多く、その日水揚げされた加能ガニが市場に並びます。
近江町市場では主力蟹として見かけます。
メスは香箱蟹(コウバコガニ)と呼ばれています。
かに通販業界売上NO1・購入者の満足度94%
蟹の種類 |
在庫 |
---|---|
ずわい蟹 |
◎ |
タラバガニ |
◎ |
毛蟹 |
◎ |
花咲ガニ |
× |
販売情報 |
対 応 |
---|---|
送 料 |
購入8000円以上で送料無料 |
翌日配送 |
ヤマトで配送希望指定なし |
の し |
可 能 |
その他 |
代引き手数料無料 |
水産会社直営店
蟹の種類 |
在庫 |
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ずわい蟹 |
◎ |
タラバガニ |
◎ |
毛蟹 |
◎ |
花咲ガニ |
× |
販売情報 |
対 応 |
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送 料 |
全国一律1080円(離島は除く) |
翌日配送 |
佐川・注文5日後 |
の し |
可 能 |
その他 |
ベストECショップ大賞
蟹の種類 |
在庫 |
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ずわい蟹 |
◎ |
タラバガニ |
◎ |
毛蟹 |
◎ |
花咲ガニ |
◎ |
販売情報 |
対 応 |
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送 料 |
全国一律1200円(離島は除く) |
翌日配送 |
ヤマト・4日以降着 |
の し |
可 能 |
その他 |
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